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狭山の元気をつくる!
情熱一番をモットーに歩んだ9年間!
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狭山市の課題に全力で取り組んだ9年間。
狭山市には多くの可能性があふれていると実感しました。
新時代を迎えた今、前向きな努力と困難を恐れない勇気で狭山をもっと強く、魅力あるまちにするため邁進しています!
「若い世代」を増やします!
人口減少を克服するまちづくり
2年連続大幅な社会増へ転換!
移住定住を促す補助制度等により、若い世代の転入が大幅に増加しています。
約30年ぶりの大幅な社会増
- 平成27年
- 0人
- 平成28年
- -109人
- 平成29年
- 40人
- 平成30年
- -135人
- 令和元年
- 25人
- 令和2年
- -31人
- 令和3年
- 739人
- 令和4年
- 844人
転入者は8割以上が若い世代
共働きで子育てしやすい街
日本経済新聞社の調査で県内1位との評価をいただきました。
- 令和5年7月末には物価高騰支援策として、18歳までの子どもに対し、3万円の応援金を支給。
- 令和5年10月から、こども医療費無償化を18歳まで拡大。
子どもたちの学ぶ環境を快適に
すべての児童生徒にタブレット端末を配布。全小中学校でトイレを洋式化し、老朽化が目立っていた学校施設の大規模改修もスタートしています。学校のサポートスタッフを増員し、教員の負担軽減も図っています。
女性が活躍するまちをめざして
一人ひとりの多様なライフスタイルを大切にするため、女性の感性を活かす仕組みづくりに取り組みます。
楽しめる健康高齢社会を!
安心・健康・便利なまちづくりを
困難に寄り添い、ささえ合う社会に
介護、障がい、子育て、生活困難など市民のプライバシーに配慮した「人にやさしい福祉の窓口」へと市役所を改修しました。また、聴覚障がい者の皆さんから要望されていた「手話言語条例」を制定しました。
- 関連リンク
- 狭山市手話言語条例が制定されました
がん対策とスポーツの環境整備を推進
女性特有のがん検診(乳がん、子宮がん)の受診者数向上をめざし、初回検診無料キャンペーンを実施し、受診者は増加傾向へと改善。さらに、ウィッグや補正具の購入費用を助成しています。
また、新たに防災機能を備えた武道館を再整備しました。
無料キャンペーンによって乳がん検診受診者数が増加
- 令和元年
- 523人
- 令和2年
- 384人
- 令和3年
- 648人
- 令和4年
- 755人
高齢者を「交通事故」から守る
高齢者の運転免許証の自主返納を促進し、踏み間違い防止装置への補助制度を創設しました。地域の新たな公共交通「デマンドバス」の実証運行も開始しました。
- 関連リンク
- 新たな地域公共交通の導入方針を策定しました
犯罪から地域を守るために
詐欺被害撲滅に向けた対策を進めています。さらに犯罪被害者の困難な状況に寄り添うべく、支援条例を令和5年6月議会に提案します。
令和5年8月1日から特殊詐欺対策機能がついた電話機等の購入に補助制度を創設しています。
- 関連リンク
- 特殊詐欺対策機器購入費補助金
楽しめる健康高齢社会を!
人と企業に選ばれるまちへ
整備
令和7年3月のまちびらきへ大きく前進
入曽駅周辺を安全で安心な駅前にするため、工事を推進しています。イオンの出店で地域の事業者とともに賑わいを取り戻していきます。
企業の「稼ぐ力」を掘り起こす
県内唯一の狭山市ビジネスサポートセンター(Saya-Biz)がコロナ禍で大活躍しました。
頼れる相談所として、中小企業や起業を目指す挑戦者を支えています。
新たに優良企業を柏原、上広瀬地区に誘致し、雇用、税収がアップしました。
新素材、半導体など次世代型の産業も活躍しています。
元気な農業で生産力をアップ
全国に誇る里芋の選果場が稼働し、生産量が増加しました。スマート農業も支援しています。
狭山茶、里芋などの地域ブランドを高めています。
- 関連リンク
- カメラ計測でサトイモ選別 JA選果場が稼働狭山
河川敷や公園を再生し、人気スポットへ
入間川河川敷にスターバックスを誘致した「にこにこテラス」は多世代が集う人気スポットへと変貌をとげました。智光山公園のキャンプ場もおしゃれに再整備しました。
新しい身近な市役所に。市政運営を「みんなの力」で!
新時代にふさわしい元気な狭山を
便利でスマートな自治体への転換
デジタル技術を最大限活用し、より早く、より便利な市役所へと進化しています。
窓口での各証明書の交付手数料や各種税金の支払いについてもキャッシュレス決済を導入しています。
また、毎月第四日曜日は市役所窓口を開設し、平日来庁できない方へのサービスをおこなっています。
納税
狭山の魅力を集め、全国へ発信
狭山市の魅力ある返礼品を発掘しています。市役所屋上を活用した入間航空祭観覧席は国会で大きな話題になりました。全国から寄付を募り、新たに創設した返済不要の就学応援金は、進学時のみならず進級時にも学習状況に応じて、支給を拡大します。
ふるさと納税は市長就任時から6倍に!!
- 平成28年
- 1,824万円
- 平成29年
- 1,723万円
- 平成30年
- 1,588万円
- 令和元年
- 3,649万円
- 令和2年
- 5,456万円
- 令和3年
- 9,677万円
- 令和4年
- 1億1,093万円
常に先頭に立ち、狭山を守る
市長就任から8年間で締結した防災協定は27件を数えます。自助、共助、公助を推進しています。豪雨などの自然災害や鳥インフルエンザの発生時にも迅速に対応してきました。
地域を守る消防団の処遇改善を図りました。さらに、機能別消防団制度を導入します。
- 関連リンク
- 災害時の応援協力体制
にぎわいのある環境先進都市をめざして
商店街と連携した取り組みが実を結び、市内各地ににぎわいのあるマーケットが拡大しています。
ゼロカーボンシティをめざし、再生可能エネルギー等の普及を推進しています。
工業都市としての特性を活かし、企業と連携した脱炭素化を進めています。
新しい身近な市役所に。市政運営を「みんなの力」で!
スピード重視の狭山モデルでコロナ禍を克服
「狭山の未来を守る」が問われた3年間
2020年、100年に一度と言われる感染症の危機が私たちの日常を襲いました。
この3年間は市民の命と健康、そして、地域社会をいかに守るかを考え続けた日々でした。
私自身、不安に駆られた時もありましたが、常に「狭山の未来を守る」という私の初心が背中を押し、励まし続けてくれました。
そして、「今やらなくて、いつやるんだ」と覚悟を決め、皆さんの不安に寄り添い、考えられること、できることを最大限に、最速で行うことを誓い、コロナ禍に立ち向かいました。
給付金
市役所の総力を結集!
定額給付金を最速で支給
非常事態に行政が機能するかどうかが問われました。熱い思いを持った多くの職員がゴールデンウィーク中に作業し、県内最速で支給を達成しました。市役所にはお礼のメッセージが次々と寄せられ、この熱い言葉が原動力となり、コロナ対策を進めることができました。
- 市民の皆さんの理解と協力、そして市職員の努力に・・・
- 心から伝えます。本当にありがとう!
予約
まさに狭山モデル!
誰一人取り残さないワクチン接種を
ワクチン接種の対応に自治体の知恵が問われました。狭山市独自の予約代行サービスは多くの方に喜ばれました。「茶チャッと予約」と題し、自治会館や公民会など約60か所に派遣された職員によって、スムーズな予約に結び付けました。
この取組はテレビや新聞で大きく報じられ、狭山モデルとして全国に広がりました。高齢者の接種にいち早く目処が立ったことから、早急な接種が求められていた教員、保育、介護等のエッセンシャルワーカーや学生、ひとり親の方などにも優先接種が可能になりました。
この取組の最大の功労者は「ご近所の底力」を発揮してくれた自治会や民生委員の皆さんです。
- 地域の絆を大切に育んできてくれた皆さんに・・・
- 誇りに思います。本当にありがとう!
サポート
市民の命を守ることが優先!
自宅療養者サポートを独自に開始
令和3年の第5波の時には感染者が急増し、自宅療養者への保健所対応が滞り始めました。
また、救急車の搬送先を探すことも困難な状況でした。そこで、自宅療養者の支援を市で対応することを決断し、日用品だけでなく、酸素濃縮器も確保し、医師会や保健所と連携して迅速に対応しました。この狭山モデルは反響を呼び、県内の自治体に拡大していくこととなりました。
- 多くの医療従事者と救急隊、保健所の皆さんの不眠不休の貢献に・・・
- 命と健康を守ってくれて本当にありがとう!
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- とにかく行動!
- 行動し、実行する!
- それが私の原点!
情熱一番
- 政治は誰がやっても同じじゃない!
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熱い気持ちと信念があれば必ず政治は動かせる。
そう信じてやってきました。
東日本大震災の時、一人の日本人として、そして議員として、「政治の決断」を求めました。
私にとって忘れられない一日です。
これが「こやの剛」が目指している政治です。
皆さんにも是非、知っていただきたいと思います。
「昨日、一日を生きた意味...震災被害者を救え!」より
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2011年3月11日 14時46分 東日本大震災発生
震災から5日がたった、16日の朝...、
私は気がつきました。「物資が届かない被災地に物資を送るより、支援が必要な人を連れてきたほうがいい」
「狭山市には入間基地がある。近くの空港まで行って、人を乗せてくることはできるはず。」
「関東圏内で被災者を避難所ごと受け入れる方法はできないか」
市長、副市長と会い、調整を始め、智光山荘を5部屋確保できそうだとの回答を得ました。
私は、思いを巡らせていました。「狭山の規模からすれば、やはり3ケタは必要だ。財政上は予備費の1億円以内で行えば問題ない」
「被災地で仮設住宅ができるのはおそらく半年後ぐらい。日常生活を送るには極めて困難だろう」
「市内の空いているアパートを活用すれば、狭山市で臨時の仮設住宅を設けるのと一緒。これで国もたすかるのではないか?」
「5人家族が20世帯で100人。一か月5万の家賃としても月100万。国の態勢ができるまで1年と見積もっても1200万。日常生活品などは市民からの寄付で賄える。」市役所の各階を歩き、部長さん達一人一人に熱く訴えました。みなさんは口々に
「小谷野さんの言うとおり、そうするべきですよね」結局朝、9時から話し始めて、午後5時まで語り続けました。そして、庁議が始まりました。
午後7時40分過ぎ。議会事務局長が庁議から帰ってきました。一通り、説明の後、「小谷野副議長の申し出の件ですが......... 100人ではなく、100世帯でいこうとなりました。予算規模とすれば3,000~4,000万の支出となります。私も熱く語ってきました。」
100世帯ということは1世帯5人としても500人。私どもが求めていたものの5倍.........。
これが政治の決断なんです。副市長のところへお礼に向かう時、あふれる涙を必死にこらえました。そして、お礼を言った時、それは抑えられませんでした。
狭山市は3月18日、被災者支援として民間賃貸住宅を100世帯程度借り上げ、中長期的に支援することを決定しました。さらに、市民の皆さんからの支援物資を市内8地区の地区センターで受け入れる体制を構築しました。おそらく、規模、支援内容ともに、ここまで被災者の実情をとらえた支援策をとっている自治体は県内でもないと思います。
私も今回、議員生活の中でも特に中身の濃い、思い入れの強い施策を実現することができました。また、私の人生の中で人として、政治家として、微力ではありますが、自分の務めを果たすことができたことはとても大きな経験となりました。
私たちにできること...、それはまだまだ沢山あります。
大きなことはできませんが、みんなで力を合わせ、被災された東北地方、日本のために頑張りましょう。
そして、今も福島の原発の前で命がけで作業している東京電力の作業員の方々、自衛隊、消防隊、警察関係者が流している汗は日本と世界の誇りです。2011.3.17 小谷野 剛