狭山の元気をつくる!

情熱一番をモットーに歩んだ4年間!

狭山市の課題に全力で取り組んだ4年間。
狭山市には多くの可能性があふれていると実感しました。

新時代を迎えた今、前向きな努力と困難を恐れない勇気で狭山をもっと強く、魅力あるまちにするため邁進しています!

「若い世代」を増やしました。

8年前の市長選挙では人口減少問題への対応が最大の争点でした。
狭山市の人口を増やすため、「子育て世帯と祖父母世帯の同居・近居を促す補助制度」を創設。
若い世代の転入を促し、人口減少に歯止めをかけました。

住宅購入や改修費の一部を補助

「親元同居・近居支援事業」を実施!

子育て介護

平成29年に転入が転出を逆転24年ぶり!

転出
5,899
転入
5,939

社会増を実現!

子供たちの学力を日本一に!

「学習支援事業」等を実施!

教育

中学生学習支援事業を通じて確かな学力を子供たちに!

SSVC
※狭山市学校支援ボランティアセンター

補習と集中講義を実施しました!

民間事業者

狭山市内の中学3年生の63.9%が
英検3級相当の英語力を持っています。

英語力は全国トップクラス

「子供たちの夢と可能性をもっと広げたい」これが私の願いです。
そのために基礎学力・英語力の向上を実現しました。

今年度からは小学生を対象に算数の支援事業を実施します。

低所得世帯への支援を!

学習支援に加え社会的自立に向けた支援を行なっています。また、高校等に進学した際には給付型 奨学金(返済不要)の支給をスタートしました。

働く女性を輝かせたい!

「待機児童ゼロ対策」等を実施!

子育て

待機児童対策はスピードアップ!計画を前倒して定数増!

保育所の定員は4年間で約250人増

  • 来年春にはさらに200名の増加
  • 学童保育室も受入れ時間の延長を実現
  • 定員数も200人以上の増加をしました

女性の力や感性をもっと社会に活かすことができれば、このまちをより豊かにすることができると信じています。そのためにも子育て環境の充実が必要です。保育所、学童保育室等の待機児童ゼロ対策を実施しています。

子宝にめぐまれない方への支援

早期不妊検査、治療費助成をスタート。多くの方が利用し、妊娠、 出産に結びついています。

学校施設の改善に積極的に取り組んでいます!

エアコンの設置率100%を達成し、トイレの改修も2倍のペースで進行中です。多くの子供たち、教職員から喜ばれています。

狭山のまちと産業に「活力」を取り戻します!

元気な産業を支える都市基盤の整備を軸に、入曽駅周辺整備をはじめ整備効果の高い都市計画道路を整備し、企業誘致にもスピード感をもって取り組んでいます。

訪問した企業数は100社以上

トップセールスで企業を誘致!

企業誘致

電気自動車、医療、バイオ、カーボンなど次世代を見据えた企新規立地が進行中。新たに工業団地の拡張を実現し、雇用と税収企業の生産性UP!税収もUP!アップによって市民福祉の向上につなげます。

  • 企業誘致の担当部署を設置
  • 新規立地・規模拡張した企業は13社
  • 企業の生産性UP!税収もUP!
狭山に進出希望の企業相談は
60
※3年間

地域の皆さんの長年の悲願を実現

入曽駅周辺整備の着工開始!

駅前開発

入曽駅周辺整備の完成予想図

鉄道事業者と基本協定を結び着工に向けて進行中です。
同時に民間事業者を入間小学校跡地に誘致。
周辺の県道の改良、雨水対策も同時に進め、安全安心なまちを実現します。

中小企業を無料サポートします!

ビジネスサポートセンター「Saya-biz」

産業振興
起業支援

知恵と工夫で中小企業の支援を強化!

ビジネスサポートセンター「Saya-biz」を開設しました。
全国20ヶ所に広がる「bizモデル」を導入。
中小企業の売上げ拡大、新規創業の無料サポートを開始しています。

ビジネスの課題解決!「稼ぐ力」の復活!

高い評価を得ています

狭山産農産物のブランド化!

農業

農林水産大臣賞の里芋です

日本一の品質が評価されている里芋は生産拡大と効率化を目的にJAいるま野が導入する選果施設の導入を支援します。

外国人観光客にも好評です

狭山茶は市内で行なわれるドラマ等のロケで提供しています。多くの有名芸能人が狭山茶のおいしさを発信。昨年、抹茶「明松」はパリのコンクールで金賞を獲得しました。大茶会では平成28年度より大使館関係者を招待し、一大文化イベントとして全世界に向けてPR。テレビの人気番組にも取り上げられました。

魅力ある親水空間を整備

入間川とことん活用プロジェクト事業

観光資源

入間川とことん活用事業で様々なイベントを実施します。
今年からカフェなどの民間事業者の参入も計画し、事業を進めます。

モーニングヨガ@入間川

東京2020 オリンピック

「聖火リレー」を狭山に!

スポーツ

狭山市は東京オリンピックでゴルフ競技の開催会場市です。これまでも関連イベントを積極的に開催し、市内の小中学校にもメダリスト等をお招きし、オリンピック教室を開催しました。大会の「レガシー」を残すべく、狭山市内で「聖火リレーを!」と強く要請しています。

楽しめる健康高齢社会を!

人生100年時代をより幸せに暮らすためには健康寿命を延ばし、いつまでも元気に暮らせるまちづくりが必要です。平成が始まった頃の民生費(医療や福祉等)は約40億円。今では180億円に増加しています。本格的な高齢化社会に向けて、健康づくりと財政負担のあり方を常に検討しています。

健康施策と公共交通問題

皆さんの「安心・健康・便利」を考えました

福祉

高齢者の「移動の足」新たな地域コミュニティ
交通の実現に取り組んでいます!

「あいサポート運動」の協定を締結

地域公共交通会議を経て「茶の花号」を入間市まで乗り入れ、利便性が向上しました。しかしながら、交通空白地区、利便性の解消には至っていません。全国の先進事例を研究し、病院や商業施設等の送迎車両、NPOなどとも連携し、新たな地域コミュニティ交通に取り組んでいます。

ウォーキングで体力づくり!

「おりぴぃ健康マイレージ事業」

市が指定するイベントでもポイントを貯めることができ、ポイントに応じて景品をご用意しています。

地震、台風、豪雨災害等自然災害の多発...
安全安心のまちを目指して防災体制の強化を行ないました!

現在、市民、事業者、行政それぞれの役割と責務を明確にした防災基本条例を市民参加型の条例として策定しています。防災協定は4年間で16の企業、団体と締結し、備えを強化しています。また、入曽地区では台風での浸水被害を踏まえて地区防災計画を策定。埼玉県が進めている不老川の河道拡幅工事も順調に進んでいます。

「いざ」に備え市内企業と防災協定を締結

西日本豪雨災害では救援物資を積極的に支援

不老川改修工事は大塚代議士、本木県議と連携

新しい身近な市役所に。市政運営を「みんなの力」で!

この4年間、本当に多くの「市民の力」を実感することができました。教育、環境、まちづくり、文化活動など幅広く、元気に活動する皆さんの活動と力を合わせて、狭山市の未来を希望のあるものにしたい...これが私の願いです。

「アイデア」と「努力」で市民サービスを向上!

市役所改革を進めています

行政改革

不断の行財政改革も、市民サービスの向上もアイデアで解決!

市役所の素晴らしい人材を活かすことが私の「使命」です。厳しい現状に対し「発想」を変え、「このままではいけない」という強い危機感の下、先進事例やICT技術を活用し、現状を打開しています。

学校跡地をロケ地に活用

毎月第4日曜日に窓口を開設

パスポートも狭山市駅前で受け取れます

「最高のアイデア」と絶賛の声!

入間基地の航空祭では、市役所屋上をふるさと納税の返礼品として開放。

県内初!「児童虐待を許さない!」

近隣5市で連携協定を締結!支援体制を強化し、社会の宝である「小さな命」を守ります。切れ目のない支援をしています。

協働による

まちづくり条例を制定

行政改革

狭山市で初めて市民参加型条例として制定しました。多様な分野にわたる市民活動と連携を図り、社会的な課題の解決を図っていきます。情報の提供、仕組みの構築、人材の育成などを通じて「魅力あふれるまち」を構築しています。

まちづくりを「熱く」語ります

施政方針Q&A

行動力こそが私の政治の原点
若い世代を増やすすべて開く

親元同居・近居支援の実績は?

平成29年4月の開始から平成31年1月末までの実績は77件の申請、246人の「若い世代」の転入を実現。この内、小学校入学前児童は79人。7割以上から転入の決め手となったとの回答がありました。施策の効果もあり、平成29年度は24年ぶりに人口が社会増となりました。

子どもに恵まれない方への支援と実績は?

早期不妊検査・治療費助成を29年度からスタートしました。早期不妊検査は68件の申請、この内、妊娠した方は30人、出産は12人となりました。不妊治療の申請は26人の申請、この内、21人が妊娠、11人が出産となりました。平成30年度からは不育症の検査費用も助成しています。

保育所の待機児童の解消のための施策と見通しは?

計画をスピードアップし、2年前倒して定員を積極的に確保しました。定員は4年間で2,120人から2,366人へ(平成27~31年)増加し、来年春にはさらに200人の増加を目指しています。旧狭山台幼稚園を令和3年度(2021年度)には民間保育園所として再活用することを検討しています。さらには市内の企業内保育室とも連携し、4ヶ所78人の枠を確保し、働く女性の支援と子育て支援を全力で取り組んでいます。

入間中学校跡地の活用方法は?

令和2年4月(2020年4月)に地域交流施設として、公民館機能を継承した地域のまちづくり活動の拠点とすべく整備を行っています。さらには、子育て支援拠点施設、公園、広場、住宅を一体的に整備します。(校舎の解体は令和元年11月頃から予定)

児童虐待防止策は?

これまでも担当職員の増員、警察や児童相談所などの関係機関とも連携強化を図ってきました。全国で相次ぐ情報連携、情報共有不足による痛ましい事件が続発しています。課題は自治体間で要保護などの基準が違うため、転居時などにおいては情報連携ができていないことです。そこで、平成31年1月18日、県内で初めて近隣5市による連携協定を締結し、高いレベルで標準化に向けて動き出し、新聞やNHKなどで大きく報道されました。

学力向上に向けての施策は?

中学生学習支援事業でSSVCや民間事業者とともに補習や集中講義を実施しています。平成31年度からは小学4年生を対象に算数の支援事業をスタートします。

選挙で訴えていた学力日本一の現状は?

毎年行なわれる全国学力テストの結果にはまだ表れていませんが、学力は着実に伸びています。全国トップの自治体との差は概ね、各科目で「あと一問」正解すれば肩を並べることができます。つまり、あと一歩で達成できます。また、英語のレベルは国の目標値を大きく上回り、全国トップの福井県を上回っています。

学童保育室の整備の状況は?

平成27年度は定員数が920人だったものを平成31年度4月時点で20%増加させ、1,140人となりました。要望に応えて、受け入れ時間を延長し、多子世帯には軽減を行なっています。

低所得者世帯への教育費の支援は?

貧困の連鎖を防がなくてはなりません。就学援助費支給額を増額させ、支援対象となる費目も追加しています。生活困窮世帯には、学習支援に加えて社会的自立に向けた支援を行うアスポート学習支援事業を行なっています。さらには、この事業の参加者が高校等に進学した際、ふるさと納税を活用した就学応援金(返済不要)の給付を開始しています。

学校のエアコン整備は?

防衛省の補助金を有効に活用し、平成29年度で既に市内の小中学校は100%完了しました。現在は老朽化した設備を更新して、子どもはもちろん、教員にとっても快適な学習環境を整えています。

学校のトイレはいつまで和式なんですか?

学校のトイレの洋式化改修はPTAからも強い要望があり、従来は年間数校だったペースを2倍のスピードで実施しています。令和2年度(2020年度)には全ての小学校で教職員トイレも含めて完了させます。その後、中学校でも速やかに完了させます。

学校運営に地域の声を反映させてほしい!

平成31年度からコミュニティスクール制度を導入していきます。まずは柏原、入間川の小中学校で行ない、その後、全校で実施します。学校が抱える課題が複雑、多様化していることもあり、家庭や地域の声を反映しながら学校経営を行なっていきます。
まちと産業に活力をすべて開く

企業訪問件数は?

市内企業は狭山市にとって宝物です。お互い顔の見える関係を築くべく、就任以来、訪問を続け、平成31年2月8日に100社を達成しました。「下町ロケット」に出てくるような会社を何社も見つけることができました。

市役所の体制は強化しているのか?

就任早々、企業立地推進室を立ち上げ、企業支援の窓口を一本化しました。さらに、商業政策だけでなく観光分野も取り入れ、商業観光課も設置。市内事業者の活力を最大限に活かしていきます。

企業誘致の状況は?

狭山市に立地したいという企業は約60社程度。圏央道開通も要因となり、進出希望が多くなっていますが、事業用地が不足していました。そのため、埼玉県と直談判を行ない、19haの工業団地拡張を実現しました。令和3年度(2021年度)頃には操業開始の予定です。また、この4年間で規模を拡張した企業は8社、新規立地した企業は5社です。いずれも、できる限りの支援を行なっています。この中には電気自動車、医療、バイオ、新素材などの先端産業も含まれています。企業誘致で新しい雇用や税収の確保ができるよう、最大限努力していきます。

企業支援の実績は?

人材不足、事業用地の確保、生産設備の老朽化が切実な課題となっています。人材不足については市が積極的に市内企業のPRに努め、人材難に悩む地元企業に対して市内の高校生を含む約40名の採用を実現しています。事業用地の確保については工業団地の拡張を進め、19haを用地として確保しました。生産設備の老朽化については認定を受けた企業の設備にかかる固定資産税を3ヵ年ゼロとする優遇策を行ない、7社が活用しています。

市内の事業者の9割を占める中小企業への支援は?

市内の商店、中小企業の支援は急務です。全国的に優れた実績を上げている静岡県富士市の「f-biz」の取り組みを首都圏で初めて導入し、平成31年4月から産業労働センターで「Saya-Biz」としてスタートしました。売上げの向上、新商品の開発、販路の開拓、創業支援などの無料経営相談を行ない、「稼ぐ力」を復活させます。

入間川をもっと活用できないか?

これからも入間川とことん活用事業で様々なイベントを仕掛けていきます。さらに、カフェなど民間事業者の参入も行ない、魅力ある親水空間を整備し、狭山の新たな賑わいの拠点とします。

農産物をもっとブランド化できないか?

狭山産の里芋は日本一の品質が評価されています。今年度はJAいるま野が更なる生産拡大と効率化を目的に選果施設の導入を行います。狭山茶は市内で行われるドラマなどのロケで提供しています。その結果、多くの有名芸能人が狭山茶の美味しさを発信しています。さやま大茶会ではなんと!あのバイクを充電する番組がいきなり登場し、あの芸能人が世界一の賞を獲得した抹茶「明松」の素晴らしさを全国に伝えてくれました。狭山産の農産物の魅力を国内外に発信し、新商品の開発なども積極的に行ないます。

CO2の削減や環境対策は?

引き続き、ごみの減量化に取り組みます。特に社会問題化しつつあるプラスチックの海洋汚染の防止に向けて、プラスチックごみの削減についても啓発を図り、食品ロスの削減についても市民、事業者とともに連携して取り組みます。

入曽駅周辺整備の現状と見通しは?

入間小学校跡地を有効活用し、令和3年度(2021年度)からの工事に向けて、鉄道事業者と基本協定を締結し、詳細設計を行ないます。同時に、民間事業者を誘致し、賑わいを創っていきます。また、地域の皆さんのご意見を反映すべく、節目ごとに事業の進捗状況について説明を行ないます。要望の多い、駅周辺の雨水対策も同時に行ない、快適で安全、安心なまちを目指してきます。長年の懸案であり、地域の皆さんの期待も大きいことから、一日も早い着工を目指し、強い決意で進めていきます。

入曽駅周辺の県道等の道路整備は?

入曽駅周辺における交通アクセスの強化を図ります。すでに道路の拡幅、交差点の改修についても、地元選出の県議会議員の協力をいただき、埼玉県と市で調査を始め、駅周辺整備と合わせた改良工事に向けて進めています。

都市計画道路の整備は?

狭山市駅東口を東京狭山線まで結ぶため、狭山市駅加佐志線の用地取得を進めています。工業団地拡張に合わせて、笹井柏原線の用地取得も進めています。両路線とも周辺の土地利用の促進に期待が高まっています。
楽しめる健康高齢社会をすべて開く

医療や福祉など民生費の推移はどうなっているの?

平成が始まったころの民生費は約40億円。これが今では約180億円。一般会計の約4割を占めるようになった。本格的な高齢社会に向けて、健康づくりと財政負担の在り方を検討していきます。

健康施策の推進は?

おりぴぃ健康マイレージ事業を行ない、約1,000人が参加しています。市内2か所に健康遊具を設置し、さらに増設予定です。いきいき100歳体操も15か所に広がっています。また、生活習慣予防や介護予防、さらには各種がん検診や健康診査の受診率向上に向けて企業とも協力しながら、取り組みます。

地域包括ケアの推進については?

高齢者が安心して、暮らすことができるよう、きめ細かな相談体制の充実を図ります。入曽・水野圏域、柏原・水富圏域については圏域を分割し、身近な場所に地域包括支援センターを増設します。

障がい者の福祉の充実については?

あいサポート運動を推進し、障害の特性を理解し、サポートできるよう取り組んでいます。また、障がい者の就労支援についても障がい者就労支援センターのサポートにより、76人の新規就労が実現しました。

高齢者の「足」について、これから高齢化が進むとより深刻になるのでは?

高齢者の事故も増えています。免許返納を促す具体的な方策を平成31年度(2019年度)中にまとめます。地域公共交通会議での審議を経て、「茶の花」号も武蔵藤沢、野田方面など駅、ショッピングストアへのアクセスを強化しました。今後は全国の先進事例を研究し、病院や商業施設等の送迎車両、NPOなどとも連携し、新たな地域コミュニティ交通の在り方を打ち出していきます。

自然災害が多発していますが、防災対策は?

現在、市民、事業者、行政それぞれの役割と責務を明確にした防災基本条例を市民参加型の条例として策定中です。防災協定は4年間で16の企業、団体と締結。民間事業者とも連携しながら安全安心を強化!台風9号の浸水被害を踏まえて、入曽地区では地区防災計画を策定し、県が進めている不老川の河道拡幅工事も順調に進んでいます。

被災地への支援体制は?

積極的に被災地支援を行なっています。熊本の震災では発災直後から準備を行ない、埼玉県からの支援要請に狭山市だけが応えることができ、支援に向かうことができました。西日本豪雨でも避難所支援のために職員を派遣。また、支援物資や不足していた自転車などの救援物資を市内企業の協力を得て送ることができました。こうした経験をまとめ、県に提案し、埼玉県内の相互支援体制のモデルとなりました。

振り込め詐欺対策など犯罪の防止についての対策は?

警察、金融機関とも連携して、対策を行なっており、被害額は大幅に減少しました。しかし、狭山署管内の狭山市、入間市の被害件数は県内でワーストとなっています。自治会をはじめ防犯団体と連携して、犯罪情報の提供を行ない、犯罪のない安心な狭山市をめざしていきます。

生涯学習や社会教育の促進は?

さやま市民大学において学びを通して、人づくりや生きがい作り、仲間作りを推進していきます。また、公民館において地域住民の学習ニーズや社会の要請に応えて各種講座等を開催し、まちづくりに活かします。

文化の振興は?

狭山市ゆかりの文化人の作品を公共施設等で展示していきます。30回目を迎える「さやま大茶会」についても内容の充実を図り、茶道で培われた伝統文化を市民はもちろん、外国人に対しても積極的に発信していきます。

スポーツの推進は?

誰もが気軽にスポーツを楽しむことができるよう、各種スポーツ教室等を開催していきます。市内の優れた企業スポーツを応援するとともに、所属するトップアスリートの皆さんには「さやまっ子」のためにも協力していただいています。また、令和4年度(2022年度)には新しい武道館を整備します。
市政運営をみんなの力ですべて開く

協働によるまちづくり条例が制定されたが今後の展開は?

「自分たちのまちは自分たちでつくる」を合言葉に将来にわたっても魅力溢れるまちをつくるべく、力をあわせていきましょう。条例制定後、「今まで以上に狭山のために貢献したい」との申し出が多く寄せられています。今後は市民協働の裾野を拡げていき、人材、活動拠点、資金などの情報を一元化し、実践につなげていくための仕組みを構築していきます。

市の情報発信はもっと強化したほうが良いのでは?

以前にくらべ、市の情報が新聞やテレビなどに取り上げられることが増えてきました。今後も積極的に発信していきます。また公式HP(ホームページ)をリニューアルし、多言語対応など、利便性を向上させます。また、こうした活動が市内でのテレビのロケが急増している要因となっています。市民の皆さんが郷土愛を感じていただけるようなシティプロモーション活動を積極的に仕掛けていきます。

ふるさと納税はどうなっていますか?

平成28年度からスタートしました。「最高のアイデア!」と新聞、テレビなどでも大きく報道された入間航空祭を活用したふるさと納税は大成功。全国から寄附が集まっています。また、生活困窮世帯を対象に高校や大学等へ進学する費用の一部を助成する事業にも活用しています。市の持つ魅力を最大限に磨き、全国からの善意に応えます。

オリンピックの準備は?

来年(2020年)の東京オリンピックでは狭山市も開催会場市として、重要な役割を担うこととなります。専門部署の人員を増員し、本格的に準備を行なっていきます。節目毎にイベントを開催し、機運醸成に取り組みます。また、昨年から2年間で市内の全ての小中学校に対してオリンピック、パラリンピック出場選手に直接触れ合える特別授業を行なっています。
そして、開催会場市として、必ず聖火リレーを狭山市に呼びたいと思います!

平和都市宣言から30周年を迎えるが、平和事業は?

戦争の悲惨さを後世に伝えるため、全小中学生に対して、戦争体験者による平和を願う講演会を引き続き、実施していきます。

行財政改革は?

不断の行財政改革を進めています。厳しい財政状況を踏まえ、税金が効果的に使われるよう、ムリ、ムダを無くします。また、支出のカットだけでなく、知恵と工夫によって、収入増に向けて取り組みます。さらに、AIやRPAなどの最新のICT技術を積極的に活用し、更なる効率化を図ります。

職員の資質向上は?

職員の人材育成には力を入れていきます。従来の研修に加えて、特に若い職員を対象に若手養成塾を行ない、困難な課題に対して知恵と勇気で解決できるよう鍛えていきます。

公共施設も老朽化が目立ちますが

現在、公共施設再編計画を作成し、今後の施設のあり方を含めて検討しています。全ての施設を現状のまま維持することは財政的に困難です。長寿命化をはかりながら、利用者や地域の皆さんのご意見を伺いながら、施設の統廃合を進め、次世代への負担を軽減させていく必要があります。

今後のまちづくりの方向性は?

一言で言うと「持続可能性 - サステナビリティ - を高める」必要があるということです。人口、財政、産業、公共施設、福祉、医療、介護の制度など、今後の自治体を取り巻く見通しは、極めて不透明です。第4次総合計画の後期基本計画の策定を平成31年度から始めます。その中で市民の皆さんが豊かさを実感できるまちを目指して、努力を続けていきます。また、この度、所沢市、入間市、飯能市と狭山市でつくる西部地域まちづくり協議会に日高市が加入しました。それぞれの地域の魅力を磨き、圏域としての持続可能性を高めていく必要があります。国連においても「持続可能な開発目標」としてSDGsが掲げられ17のゴールが示されています。多くの自治体や企業も取り組みを進めています。狭山市も主体的に取り組み、ゴールの達成を目指していきます。
  • とにかく行動!
  • 行動し、実行する!
  • 行動し、助けたい!
  • それが私の原点!

情熱一番

政治がやっても同じじゃない!

熱い気持ちと信念があれば必ず政治は動かせる。

そう信じてやってきました。

東日本大震災の時、一人の日本人として、そして議員として、「政治の決断」を求めました。

私にとって忘れられない一日です。

これが「こやの剛」が目指している政治です。

皆さんにも是非、知っていただきたいと思います。

2011年3月17日
「昨日、一日を生きた意味...震災被害者を救え!」より

2011年3月11日 14時46分 東日本大震災発生

震災から5日がたった、16日の朝...、
私は気がつきました。

「物資が届かない被災地に物資を送るより、支援が必要な人を連れてきたほうがいい」

「狭山市には入間基地がある。近くの空港まで行って、人を乗せてくることはできるはず。」

「関東圏内で被災者を避難所ごと受け入れる方法はできないか」

市長、副市長と会い、調整を始め、智光山荘を5部屋確保できそうだとの回答を得ました。
私は、思いを巡らせていました。

「狭山の規模からすれば、やはり3ケタは必要だ。財政上は予備費の1億円以内で行えば問題ない」
「被災地で仮設住宅ができるのはおそらく半年後ぐらい。日常生活を送るには極めて困難だろう」
「市内の空いているアパートを活用すれば、狭山市で臨時の仮設住宅を設けるのと一緒。これで国もたすかるのではないか?」
「5人家族が20世帯で100人。一か月5万の家賃としても月100万。国の態勢ができるまで1年と見積もっても1200万。日常生活品などは市民からの寄付で賄える。」

市役所の各階を歩き、部長さん達一人一人に熱く訴えました。みなさんは口々に
「小谷野さんの言うとおり、そうするべきですよね」

結局朝、9時から話し始めて、午後5時まで語り続けました。そして、庁議が始まりました。
午後7時40分過ぎ。議会事務局長が庁議から帰ってきました。一通り、説明の後、

「小谷野副議長の申し出の件ですが......... 100人ではなく、100世帯でいこうとなりました。予算規模とすれば3,000~4,000万の支出となります。私も熱く語ってきました。」

100世帯ということは1世帯5人としても500人。私どもが求めていたものの5倍.........。

これが政治の決断なんです。副市長のところへお礼に向かう時、あふれる涙を必死にこらえました。そして、お礼を言った時、それは抑えられませんでした。

狭山市は3月18日、被災者支援として民間賃貸住宅を100世帯程度借り上げ、中長期的に支援することを決定しました。さらに、市民の皆さんからの支援物資を市内8地区の地区センターで受け入れる体制を構築しました。おそらく、規模、支援内容ともに、ここまで被災者の実情をとらえた支援策をとっている自治体は県内でもないと思います。

私も今回、議員生活の中でも特に中身の濃い、思い入れの強い施策を実現することができました。また、私の人生の中で人として、政治家として、微力ではありますが、自分の務めを果たすことができたことはとても大きな経験となりました。

私たちにできること...、それはまだまだ沢山あります。

大きなことはできませんが、みんなで力を合わせ、被災された東北地方、日本のために頑張りましょう。
そして、今も福島の原発の前で命がけで作業している東京電力の作業員の方々、自衛隊、消防隊、警察関係者が流している汗は日本と世界の誇りです。

2011.3.17 小谷野 剛